
2005年度より「機械工学科」と「電気電子情報工学科」の電気電子工学系は、「メカエレクトロニクス学科」として生まれ変わりました。今までの機械技術者と電気技術者は、それぞれが独立した専門体系の中で教育を受け、我が国の基幹産業を支えてきました。
21世紀を迎えた今、環境と人間の共生を目指し、いわゆる環境 知能情報融合型テクノロジーへの変貌が加速される中で、社会からも産業界からも機械系と電気電子系の両専門領域はもとより、これからの環境 複合専門領域に精通した技術者の教育と育成が強く要求されます。

製造業の景気回復により、求人状況は好転しています。特に、北部九州地区の自動車関連企業からの求人が増えています。
H17年3月卒業生(学士)の就職率は98.2%でした。
機械生産システム工学専攻科(修士)の就職率は100.0%でした。

入学後および卒業後の進路決定に役立つように,ゼミナールや学外者の講演,見学会によって各産業分野の知識を深めます。
少人数教育の充実ゼミ授業は、直接教員と学生が会話する機会を増やし、ふれあいと対話の中で自己表現や自己主張の出来る学生を育てます。
機械・電気・電子工学に必要なレベルの補習授業を行っています。 普通科・工業科の他に商業科・農業科・水産科の出身者もいます。
興味を増す「ものづくり」授業や機械工作実習設備と工学実験設備は西日本一の内容を誇っています。
大学院の4講座への進学で、より専門的で高度の教育をします。

資格取得に向けた努力を、企業は高く評価します。本学科では以下の資格取得が可能です。
中学校教諭1種免状(数学)
高等学校教諭1種免状(数学、工業)
自動車整備管理者(実務1年)
ボイラー技師受験資格
(特級:実務2年,1級:実務1年,2級:実務3ヶ月)
ボイラー・タービン主任技術士受験資格
(1種:実務6年,内3年大容量設備関連,2種:実務3年)
消防設備士・甲種受験資格
エネルギー管理士(熱管理士)(実務1年)
CAD利用技術者1級及び2級
機械設計技術者試験2級及び3級
本学科では特に、CAD利用技術者・機械設計技術者試験の取得に力を入れています。