![]() |
タフト法による流れの可視化 2005.11 |
ツール紹介 |
シミュレーションへの適用 | |
![]() |
概念 卒研で使用している流れの解析ソフトPHOENICSを使用して、エコランボディの空力特性を評価したいというのが主旨です。卒研では2次元円柱物体周りの流れ場解析を行っており、速度分布、圧力分布、渦度、温度等が計算可能です。結果から言うと、実験結果と一致するにはまだまだ厳しく、ある解析条件下でないと近づきません。 最終的にはボディのCADデータを作成し、解析にかけたいと思いますが、とりあえず後回しです。何故かって、信頼性の問題ね。ちなみに解析手法は層流モデル(もしくは乱流k-εモデル)の非定常解析を予定してます。PCで解析するので3次元解析とかだったらどれだけ時間がかかるのかちょっと不安、、。 興味のある人はCADデータを送ってもらえたら解析するかも。その時の状況によりけりですが、、。 ちなみに左上の図は、円柱周りの流れの速度分布です。赤い所は早く、青になるに従って遅くなってます。円柱壁面から渦らしきものがはく離している様子が分かります。 |
![]() |
風洞試験 | |
![]() |
概念 自動車や飛行機の製造でも最終的には風洞試験機で実験的に流れ状態を確認しているという現状をふまえて、左の風洞試験機の小型版を作ってみようと計画中。コンセプトはコスト最優先ということで、流れの均一性や乱れ度はある程度、犠牲にしています。何より、実際に目で見たいので、タフトや水蒸気等を用いて可視化できればいいです。スナップオンの12mmレンチでは13mmHEXは回せない、それなら安物のレンチセットを買った方がいいよね?的な考えです。 左の写真は、実験装置を利用して行った可視化実験で、ビートルのプラモデルにタフトグリッドを貼付け、各部分での流れの様子を見ました。フロア部分からリアに流れ込む流れの乱れが大きかったと記憶しています。エコランに応用するより、流れ学の勉強に使ってもおもしろいかも。 |
![]() |