緒方研究室紹介

　衛星観測の特徴である広域反復観測の利点を応用した、都市域の画像観測や地震災害地の修復観測を行っている。また、閉鎖性内湾の環境変化や水田地方の水文学的観測を行っている。

また、リモートセンシング画像データの信号論的考察を進めている。さらに、画像データが持つ基本的性質であるフラクタル性を評価する手法として、既往iの手法のほかに多重フラクタル、フラクタルマトリクス、角度測度法(AMT)をさまざまな画像データに適用している。同時に、フラクタルの測度となる新手法の開発を試みている。

時系列信号の時間ー周波数解析を行っている。解析手法として、ウェーブレット変換や短時間フーリエ変換を用い、解析結果の表示には画像化の手法を多用している。

また、カオス・フラクタル・角度解析技術(AMT）に関する研究を行っている。これらの手法は、複雑な時系列信号の性質を測度論的に考察する手段として用いている。たとえば、平成１４年度の修士論文題目は ①「AMT（角度計測技術）を用いた非線形時系列信号に関する研究」　②「ウェーブレットによる非線形時系列信号の時間周波数解析に関する研究」

e-Learningと掲示板システムに関する研究を行っている。平成15年度に実行した研究の修士論文題目は

①「学習意欲を考慮したWeb ベース e-Learning システム」

　②「ASP.NETによるe-Learning　システムの開発」

③「言語学習支援Web Base Training システムの開発」