かつて「死の海と」とまで呼ばれた洞海湾は,行政・企業・市民による水質浄化の努力が実り,昨今では,多くの魚類,エビ・カニ類,貝類がすめる海に蘇りました.本城橋付近にある干潟では,多くの野鳥が見られるものの,同時に多くの漂流物や廃棄物も見られます.そこで,2004年11月,美しい干潟を取り戻すために清掃を行ったところ,大量の廃棄物とともに,絶滅危惧種である「シバナ」の群落も見つかりました.
このイベントは,干潟を清掃し,本来の干潟の持つ浄化機能を保たせるとともに,「シバナ」を保全しようとするものです.
この活動は九州共立大学工学部環境サイエンス学科と北九州ビオトープ・ネットワーク研究会とのコラボレーションで行われています.
2005年11月の活動は,多くの方々に参加していただいたお陰で,有意義な清掃を行うことができました.また,当日はNHKやTNC,朝日新聞,西日本新聞にも取材をしていただき,多くの方に,この活動をお知らせることができました.
今後も年に数回,洞海湾の清掃活動を行う予定です.興味をお持ちの方は是非ご参加下さい.
参加募集ポスター
(クリックするとPDFファイルが開けます)

洞海湾干潟の清掃活動
〜絶滅危惧種 ”シバナ”を守れ〜
清掃活動の様子
2005年11月4日,洞海湾です

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こんなゴミの中に「シバナ」が!!

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さっそく清掃開始です

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取材を受ける環境サイエンス学科の2年生

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ウラギクの群落もあります.
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みんなで記念撮影(まだ,清掃中の人もいたみたいです.すいません!)
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お問い合わせ先
九州共立大学工学部 環境サイエンス学科
〒807-8585 北九州市八幡西区自由ヶ丘1-8
Phone・Fax:093-693-3258 E-mail: science@kyukyo-u.ac.jp
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