デジタル家電やユビキタス・コンピューティングを支えている重要な技術として、 マイクロプロセッサの組み込み技術やデジタル信号処理があります。 本研究室では、デジタル信号処理技術をベースにして、デジタルシステムや 組込みシステムの基本技術についての研究を行っています。
[ 研究テーマ ]
ANC法は、耐ノイズ性に優れた簡便で安価な低周波アナログ信号の伝送技術です。
送信部では、原信号から主信号とその反転信号である補助信号を生成し、これらを一定期間ごとに交互に伝送線路に送出します。
受信部では、受信信号の補助信号期間の極性を反転して検波信号を生成させ、低域通過フィルタ(LPF)を通して原信号を
復元する伝送方式です。送信部や受信部用の専用集積回路を開発しています。ANC法では、原信号と同帯域の外来ノイズをも除去できることが特長です。
特許 発明者 嶺勝敏(元九州共立大学教授)
信号処理の教育用として現象体験型教育支援システムを開発する。初心者が信号処理手法の意味を理解することは容易ではありません。 種々の信号処理技術を現実のデータに対して施し、その結果・効果を体感することで信号処理技術の意味を理解でき、 その結果として信号処理の学習を支援できるシステムの開発を目標としています。
多数のパソコンをネットワーク化して教育用として利用する場合に求められることは、利用しやすいシステムであること、高い教育効果を得られること、管理が容易であること、 堅牢であることなどであろう。こうした要求を満たすことのできるシステムとはどのようなシステムであるか、 サーバ/クライアントシステムを念頭に多角的な観点からシステム構成法の基礎的研究を行っています。