ピッテイ宮殿

 

 未完成感のある石組みの外観が印象的。15世紀に商人ルカ・ピッテイがブルネレスキに依頼して建てた。その後、メディチ家が買い取り、コジモ1世の妻エレオノーラによって何度か改築され、現在の姿となった。宮殿内部には、ラファエロの「ベールを被った女」「小椅子の聖母」などの作品が並ぶパラティーナ美術館や、メディチ家の宝物が展示されている銀器博物館、近代博物館のほか、広大なイタリア式庭園、ボボーリ庭園などがある。

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